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南阿蘇高森町は白川水源の最上流域に位置しています。
高森湧水トンネル公園
話は昔にさかのぼりますが、熊本市と宮崎県延岡市を結ぶ「九州横断鉄道」建設の構想は戦前からあったそうです。
昭和48年、国鉄高森線と高千穗線を結ぶため「高森トンネル」の工事が始まりました。
昭和50年2月トンネル工事で東外輪山の水脈を切り、高森町の湧水8カ所が枯れ、住民の水道が断水する騒ぎになりました。このため昭和54年鉄道建設が廃止となり、昭和55年には、「日本国有鉄道再生法案」が成立し、その後国鉄が「分割民営化」されました。
現在は旧国鉄高森線の立野・高森間は南阿蘇鉄道になっています。
平成6年工事を中断したまま閉鎖されていた高森トンネルと周辺を「浸水公園」として解放するための工事が開始され、現在は「高森湧水トンネル公園」として高森町の観光スポットになっています。
南阿蘇鉄道「トロッコ列車」
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